星山 さき さん
食事や生活習慣を丁寧に聞き、血液検査や睡眠、消費カロリーなどのデータも確認しながら、その人に合った食習慣を一緒につくる仕事です。 ただ体重を落とすのではなく、「旅行を元気に楽しみたい」「子どもと出かけたい」など、その人が本当に叶えたい生活を目標にします。無理な制限はせず、今の食事から少しずつ変えながら、身体の調子を整えていきます。
以前は「マイナス〇kg」を目標にした食事指導をしていましたが、無理な制限を続けるお客様が幸せそうに見えず、疑問を感じるようになりました。 私自身も子どもの頃から体調不良に悩み、薬を手放せない時期がありましたが、食事を整えることで少しずつ改善しました。この経験から、体重だけでなく身体の不調まで食事から支えられる相談先をつくりたいと思い、今の活動を始めました。
「痩せたい」という相談から始まっても、食事を少し整えることで「午後に眠くならなくなった」「休日に出かけられるようになった」「身体が軽くなった」といった変化が生まれます。 体重だけでなく、自分の身体の状態に目を向け、「前より調子がいい」と自分の言葉で変化を話してもらえる瞬間に、大きなやりがいを感じます。
この考え方に共感してくれる管理栄養士の仲間を増やし、食事から身体を整える方法をもっと広めていきたいです。管理栄養士は、献立を作るだけでなく、血液検査や生活習慣まで見ながら人の健康を支えられる仕事です。AIにはできない、「味覚」や「寄り添う力」も磨きながら、若い人が「管理栄養士になりたい」と思える職業にしていきたいです。
管理栄養士を目指すなら、まずはいろいろなものを食べてみることが大切です。飲食店で働いたり、これまで行ったことのないお店に行ったり、自分で料理をしてみたりする経験は、すべて「食の引き出し」になります。 栄養学の知識はあとから学べるので、最初は味覚を大切にしながら、食材や料理にたくさん触れてみてください。
食べることが好きな人にとって、管理栄養士は一生の仕事になるかもしれません。 食を通して人の体調や生活を変え、人生をより良くするお手伝いができる仕事です。 料理が得意でなくても大丈夫。 ・食べることや家庭科が好き ・人と話すことが好き という気持ちは立派な強みです。 「好き」を仕事につなげる選択肢として、ぜひ知ってほしいです。
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職業図鑑に登場する方々のような、現場で働く大人の話を、講演や特別授業として学校に届けられることがあります。ご登壇いただける方やテーマは時期によって異なりますので、「こんな話を聞かせたい」という段階で構いません。学校関係者の方は、運営までお気軽にご相談ください。