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ゴミ屋敷の片付け 笠原 かれん さん
職業図鑑 No.44

ゴミ屋敷の片付け

笠原 かれん さん

ものづくり・職人

どんなお仕事ですか?

ごみ屋敷で困っている人のお家やお部屋を片づける仕事です。ただ物を捨てるだけではごみ屋敷にリバウンドしてしまうので、心の片づけまで意識して関わっています。 片づけられない人ほど実は頑張り屋さん だからこそ、その頑張りを認めながら、片づけられない原因を一緒に見つけ、繰り返さないための伴走も行っています。

その仕事を選んだ理由は?

もともとは整理収納アドバイザーの仕事に興味があり、この業界に入りました。ところが実際には、ごみ屋敷の片付けに関わる機会が多く、最初は驚き、辞めたいと思ったこともありました。 それでも、現場で出会ったお客様から、「あなたのおかげで日常を取り戻せた」と言っていただいたことが、大きな転機になりました。片付けを通して誰かの人生を支えられると知り、この仕事を続けようと決めました。

やりがいはなんですか?

片づけが終わったあとにお客様がほっとした表情になり、「人生を再起動できる気がします」と言ってくださる瞬間に、大きなやりがいを感じます。 心が疲れている方ほど、部屋が整うことで少しずつ元気を取り戻していきます。物理的な片付けを通して、日常や前向きな気持ちを取り戻すお手伝いができることが、この仕事の喜びです。

今後の目標は?

この世からごみ屋敷で悩む人をなくしたいと考えています。 片付けができないことで心の余裕をなくし、自分や周りに優しくできなくなってしまう人は少なくありません。だからこそ、片付けを通して心の余白と優しさを取り戻すことで世界平和に近づけていきたいです。 また、この仕事に関わる人を増やし、発信や学びの場も広げていきたいと思っています。

必要な知識やスキルは?

この仕事でいちばん大切なのは、人の話をしっかり聞く力です。 片付けは、こちらの考えだけで進めるとトラブルになりやすく、お客様の想いや背景をくみ取ることが欠かせません。そのためには、日常の中でも相手に興味を持ち、「なぜそう感じるのか」と考える習慣が大切です。相手を知ろうとする姿勢が、信頼関係と本当の支援につながっていきます。

高校生へのメッセージ

私自身、高校生の頃は逃げてばかりでした。 でも、逃げずに向き合ってみた経験があったからこそ、この仕事の良さに出会い、今では天職だと思えています。 最初はうまくいかなくても、続けてみることで見えてくるものがあります。 選んだ道を正解にするのは、これからの自分の行動です。 未来の自分に「よく頑張った」と言ってもらえるように、今を全力で生きてみてください。

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こんな大人の話を、学校でも。

職業図鑑に登場する方々のような、現場で働く大人の話を、講演や特別授業として学校に届けられることがあります。ご登壇いただける方やテーマは時期によって異なりますので、「こんな話を聞かせたい」という段階で構いません。学校関係者の方は、運営までお気軽にご相談ください。

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