松坂 紗和 さん
絵本の読み聞かせやワークショップを通して、【言葉の力】を伝える仕事です。 保育園やNPO法人で、絵本『ことのはのくま』を届けながら、自分が言われてほっとする言葉を考える時間もつくっています。 言葉を使って自分の味方になれる子どもを、一人でも増やしたいという想いで活動しています。
幼い頃、家庭や学校に居場所がないと感じ、生きることと死ぬことの境目に立ったような時期がありました。そのとき私を救ってくれたのが「言葉」でした。 安心する言葉を書き続けることで、自分を少しずつ守ることができたのです。 同じように苦しんでいる人に、言葉の力で温かい選択肢を届けたいと思い、絵本という形で伝えることを決意しました。
絵本を読んだ方が涙を流しながら、「自分の感情に寄り添えた」「自分では見ないようにしていた気持ちに気づけた」と話してくださる瞬間に、大きなやりがいを感じます。 また、読み聞かせの場で子どもたちが真剣な表情で物語に耳を傾けてくれる姿を見ると、言葉が心に届いていることを実感します。 絵本を通して、誰かが自分を大切にするきっかけになれたとき、この仕事の意味を深く感じます。
絵本を通して、人生の分岐点に立つ人に温かい選択肢を届けていきたいと考えています。 苦しい気持ちの中にいるとき、人は目の前の二択しか見えなくなることがあります。だからこそ、言葉の力で「こんな道もあるかもしれない」と気づけるような、やさしい第三の選択肢を届けたいです。 自分や他者を守るための言葉を、これからも多くの人に伝えていきたいと思っています。
大切なのは、自分の【気持ちや経験】を【言葉】にしてみることです。 絵本づくりも、ただ物語を考えるのではなく、「自分はどう在りたいのか」「何に心が動くのか」を見つめることから始まります。自分の物語を言語化できるようになると、他の誰かの気持ちにも寄り添いやすくなります。自己理解を深めることが、物語を生み出す力につながっていきます。
人と比べて、「自分は足りない」と思ってしまうことがあるかもしれません。 でも、人は生まれながらにして唯一無二であり、愛される存在です。 社会で何者かになるために、生まれてきたわけではありません。 他の誰でもない「あなた」を、どうか大切にしてください。 自分を愛することが、これからの人生を支える力になっていきます。
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職業図鑑に登場する方々のような、現場で働く大人の話を、講演や特別授業として学校に届けられることがあります。ご登壇いただける方やテーマは時期によって異なりますので、「こんな話を聞かせたい」という段階で構いません。学校関係者の方は、運営までお気軽にご相談ください。