石原 佳史子 さん
企業や学校の課題に合わせてオリジナルのゲーム研修をつくり、楽しみながら学び、協力し合えるチームづくりを支援する仕事です。 たとえば、学校なら文化祭運営、企業ならプロジェクト進行をゲームで体験しながら、お互いを理解し、働く人の結束力が高まることで目標に向かって前向きに取り組める環境を生み出していきます。
学びのハードルを下げたいという気持ちが、この仕事を始めた一番の理由です。 大人になると、自分から動かない限り学ぶ機会が少なくなり、壁にぶつかってから初めて学ぶことも多くなります。 だからこそ、学びを特別なものではなく、日常の中で自然に楽しく取り組めるものにしたいと思い、ボードゲームを活用した研修づくりを始めました。
ゲームを通して、参加した人が自分で気づき、自分から行動を始める瞬間にやりがいを感じます。 「こうしなさい」と教えられるよりも、自分で気づいたことの方が人は前向きに動けます。 本来は面倒に感じやすいことでも、自発的に「やってみたい」「もっと良くしたい」という声や行動が生まれたとき、この仕事の価値を実感します。
より多くの人にこの学びの形を届け、学ぶことや働くことを「大変なもの」ではなく、「楽しく前向きに取り組めるもの」に変えていきたいと考えています。ゲーム研修に限らず、一人ひとりが自分の可能性や選択肢を広げ、「何ができるか」だけでなく「何をしたいか」「どんな力を活かしたいか」を考えられる社会をつくることが目標です。
この仕事では、物事を構造として捉える力や、全体を一段上から見るメタ思考が大切です。 また、参加した人の意見を引き出し、対話を前に進めるファシリテーション力も求められます。 さらに、目標に向かって行動しながら、うまくいかないときも過度に落ち込まず、前向きに次の一歩へつなげる力や、物事を楽しむ力も大事なスキルです。
今は、経験がものを言う時間です。少しでも興味があることには、まずやってみてください。 やってみないと、自分に合うかどうかも、本当に好きかどうかもわかりません。 昔、「めんどくさがりだけど、その面倒を解決するためなら努力を惜しまない」と言われたことがあります。 だからこそ、苦手や面倒くささも工夫次第で強みに変えられます。全力で楽しみながら挑戦してみてください。
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職業図鑑に登場する方々のような、現場で働く大人の話を、講演や特別授業として学校に届けられることがあります。ご登壇いただける方やテーマは時期によって異なりますので、「こんな話を聞かせたい」という段階で構いません。学校関係者の方は、運営までお気軽にご相談ください。